中古マンション リフォームへ入門してみよう
そして、教えてもらうとき、オーバーアクション気味に驚く、という取材テクニックも活用した。
「ああ、そうだったんですかあ、知らなかったなあ」人は、自分の話を一生懸命に聞いてもらうと、うれしくなるものだ。
話に感動したり驚いてくれると、ますます気分が良くなって、もっと話したくなる。
そういう気分のいい客には、ビジネス以上のサービスをしたくなったのだろう。
とにかく、いい買い物をさせてもらったのである。
初めて家を買うときは、つい舞い上がってしまいがち。
この舞い上がりを抑え、しかし、横暴になることもなく普段着のまま、相手の懐に飛び込むように対する。
それが、マンションや建売住宅を上手に購入する上での重要なコツなのだ。
いい買い物をする10のポイント売主にとってモデルルームは勝負所だ。
日本では、建物ができあがる前、工事が始まったあたりで販売を始めるのが、分譲マンション、建売住宅の一般的売り方だ。
これを青田売りという。
これは、建物の完成と同時に代金をもらい、工事代などを払ってしまいたい、という売り主の都合によって生み出されたシステム。
購入者側のメリットとしては、購入を決め、建物が引き渡されるまで時間があるため、余裕をもって住宅ローンの手続きを行うことができる、もしくは、頭金が足りない人は、それを用意する時間があるということくらいだ。
そのため購入者には、絵に描いた餅ならぬ建物を見せられるだけで、生涯最大の買い物をしなければならない、というデメリットがある。
そこで、多少とも、購入者の不利益を減らす工夫が凝らされる。
この工夫のなかで、最もお金をかけ、効果も大きいのが、マンションにおけるモデルルームと一戸建てのモデルハウスだ。
「私たちがつくろうと思っているのは、こんな住戸です」と、公開されるのがモデルルームとモデルハウスだが、用語を解説すれば、「等倍サイズでつくられ、設備・仕様は設計図面通りにつくられた見本」と言うことになる。
販売センター内につくられるマンションのモデルルームは、鉄筋コンクリートでつくられる柱や梁などがベニヤ板でつくられ、中が空洞の張りぼて状態になっているから、リアルな模型と言ってもよい。
しかし、この模型、実に精巧にできている。
壁は本物のタイル貼りや吹きつけタイルそのもの。
叩いてもビクともしない。
だから、鉄筋コンクリートの一部を切り取り、クレーンで吊り下げて、販売センター内に運んだのではないか、と思う人もいる。
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